課題解決実例集
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ハードロックシステムグレーチング 騒音
暗渠型側溝のグレーチング騒音対策事例
- 簡単取付
- 騒音対策
- 工期短縮
- 現場名
- 山梨県甲斐市
- 日付
- 2016.08.24
既設側溝蓋の騒音が課題
経年劣化によるガタツキの発生
山梨県甲斐市内の住宅地では、大型側溝用の縞板貼りグレーチングの上を車両が通行すると「カンッ!カンッ!」と大きな金属音がして問題となっておりました。
普段静かな場所のため、グレーチングの騒音は近隣住民にとって大きな問題となっておりました。
工事で発生する騒音や交通規制の影響が…
しかし、騒音対策の改修工事をしたくても、住宅地の場合は、「長期の交通規制」や「工事で発生する騒音問題」、「予算の関係」などで後回しになってしまうことがあります。
後付けボルト固定式グレーチング蓋に入れ替えて騒音を解決
受枠工事なしで固定式グレーチングを設置
そこで、騒音問題を起こしていた既設蓋を「ハイテンハードロックシステムグレーチング」に入れ替え、受枠工事なしで固定式グレーチングに生まれ変わりました。
騒音が解消されたポイントその1~暗渠部への固定~
溝幅1200mmの大型側溝暗渠部に4ヶ所固定金具を挟み込んでパイプベースを固定。
さらに2枚割に設計したグレーチングを、それぞれ4ヶ所のボルトでしっかりと固定しています。
工事は1か所の蓋交換のみだったこともあり、わずか10分で終了しました。
従来のボルト固定式改修工事の場合なら、「受枠の打設」や「コンクリートの養生」などの期間を含めると工期は数日かかってしまいます。
騒音が解消されたポイントその2~「取手」部分の消音設計~
さらに、グレーチングの取手も消音設計にしました。通常の取手ではグレーチングにボックス加工を施し、コの字状の持ち手を取り付けますが持ち手とグレーチングが接触する時に騒音を発生させる可能性も考慮し持ち手のない設計にしました。
下記のビデオにて実際にご確認いただけますが車が通っても騒音が無くなりました。
実際の施工現場の「音」ビフォーアフター
グレーチング施工前と施工後のビフォーアフター動画です。実際の騒音の変化をスピーカーをオンにしてご覧ください。
画面をクリックすると、動画(Youtube)が開始します。
「早くて簡単!」と喜びの声
施工業者様の声
施工業者様からは、「早くて簡単でした!」とお声を頂きました。(施工時間約10分)
甲斐市役所ご担当者様の声
発注者である甲斐市役所のご担当者様からは、「想像以上に施工が早く、同様の現場があれば使用したいです。」とのお声を頂きました。
本記事にてご紹介した、既設側溝を活用した、即日解放の騒音対策工法、「ハイテンハードロックシステムグレーチング」は、国土交通省NETIS-VE(2015年度活用促進技術)で実績も豊富にございます。
あそこの騒音場所に使ってみたいという具体的な検討現場はございませんか?今まであきらめていた場所も、この工法で問題を解決できた事例が全国にたくさんございます。ぜひ、お気軽にご相談ください。