課題解決実例集
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ゲリラ豪雨 スマートドレーン
自転車・歩行者の多い道路の小型鋼製水路施工事例
- 景観向上
- 工期短縮
- 省スペース
- 現場名
- 大阪府
- 日付
- 2012.07.20
水たまりで水はね問題
道路の勾配が一定にとれておらず、雨の日に水たまりが出来てしまう道路があります。
水たまりは、水や泥を跳ね通行人に迷惑をかけます。
また、せっかく洗車したマイカーが泥はねで汚れたり、歩行者いる場合はかなり速度を落として走るなどの気遣いが必要です。
本件の大阪府茨木市内では、民間店舗や住宅が立ち並ぶ人通りの多い一方通行の道路で、道路幅が狭いため自動車、自転車と歩行者との距離が近く、水はね泥はねが深刻な問題となっておりました。
長期通行止めなど交通規制を最小に
しかし、側溝の新設によって大規模な道路工事や長期の通行止めになると、住宅地では車の出し入れや遠回りなどで通行の不便等が生じます。
省スペース工事で住民への影響を小さく
そこで、小径の鋼製側溝「スマートドレーン」が施工されました。。
今回の現場は一方通行の住宅地の道路で、水たまりの問題が発生している現場の状況を踏まえ、スマートドレーンが採用された理由は以下の通りでした。
1.小径、軽量であるため重機不要で短期工事できるため近隣住民への交通規制などの影響を小さくできる。
2.鋼管に水が流入するため地表に水が溜まらず、水はね泥はねの心配を解消できる。
3.コンパクトでスマートな設計のため、側溝新設前と変わらず道路の有効幅員を確保できる。
スマートドレーン施工中の様子 省スペースで設置できる
舗装の勾配をつけ水たまりを解消
鋼製側溝を設置し、側溝に向かって舗装の勾配をつけることで地表の雨がスムーズにスリットに流れ込み、排水できるようになりました。
道路の水たまりが解消できたことで、雨の日に車や自転車が通っても水はね泥はねの心配がなく、安心で快適な通行ができるようになりました。
また、ドライバーも水をかけてしまう心配をすることなく快適に走行できるようになりました。
スマートドレーンを設置して水たまりを解消した現場