暗渠化工事により騒音問題を解決した恵那市の現場岐阜県恵那市の県道修繕工事において、ハイテンカルバートクリエイターが施工されました。

近隣住民を悩ませる騒音問題

現場は狭い道ながら地域のコミュニティバスが通るため製品の傷みがはやく、横断部の既設コンクリート蓋のガタツキによる騒音問題が発生していました。目の前には民家があるため、住民への騒音被害が考えられました。さらに、隣の桝グレーチングも経年劣化により傷みが激しく、受枠ごと落ちていて危険な状態でした。

交通に工事の影響を出したくない

コミュニティバスの運行ルートであることや、通勤・通学で交通量も多いことから、工事による交通規制をできるだけ短くする必要がある為、復旧方法がなかなか見つからずにいました。

そこで、最短で側溝を改修できるハイテンカルバートクリエイターが施工され、全長4.45mの横断側溝を暗渠化する維持修繕工事が行われました。また、同時に桝グレーチングの修繕工事も行いました。

素早い暗渠化工事

本工事で使用されたハイテンカルバートクリエイターの仕様は、溝幅600用、耐荷重はT-25対応。製品の長さは1000mmで重量は55kgと軽量なので人力施工ができます。

現場の既設横断側溝は残したまま、コンクリート蓋を撤去しハイテンカルバートクリエイターを敷設。側溝から両側約1mずつ既設のアスファルトをはがし、その上から全体に舗装材を転圧します。暗渠化する水路上部とその両側の舗装を均一にすることで車両通行時の側溝への負担を緩和できます。横断側溝の暗渠化工事は1日で完了、短い工期のため交通への影響は最小限に抑えられました。

ガタツキ・騒音解消

側溝が暗渠化されたことでなめらかできれいな道路になり、騒音問題が解決されました。また、桝グレーチングもきれいに修繕し、安心して通行できるようになりました。

施工後の感想

近くの住民の方からは「綺麗になった。騒音も問題ない。」と喜びのお言葉をいただきました。
 
 
※横断部では現場状況によって本製品をご使用いただけない場合もございます。