岐阜県関市の道路修繕工事において鋼製排水溝「ドレーンクリエイター」が施工されました。

民地に流れ込む雨水

現場は道路と民地に高低差があり、側溝がないため雨が降った際に雨水が道沿いの民家に流れ込み非常に困っておられました。集中豪雨の際には、敷地内に大量の水が集まり水害を受ける危険が高い状況にありました。

近隣住民への工事の影響は最小限に

住宅地であることから側溝を新設する大規模な工事を行うと、長期の交通規制など住民の生活に影響がでることが予想されます。そのため、大掛かりでないで短期間の工事であることが求められておりました。

小径の鋼製側溝でスマートな維持改修工事

そこで、大規模工事不要な側溝として、小型の鋼製排水溝が採用され「ドレーンクリエイター」が施工されました。

ハイテン鋼製側溝ドレーンクリエイター

「ドレーンクリエイター」は小口径で限られた設置面でも高機能の排水溝が施工できます。また、ハイテン鋼で出来ているので耐荷重に優れ軽量なため人力で扱うことができます。

今回使用された製品は舗装高さ150mm用、側溝幅約150mm、深さ約150mm、長さ1m、グレーチング蓋の荷重T-25、細目タイプです。

重量は側溝本体と蓋のセットで22.5kgで、人力施工が可能です。

施工方法

舗装のハツリ作業

ドレーンクリエイター設置する所のアスファルト舗装をはがします。

掘削作業

側溝設置面を掘削します。

施工面調整

敷きモルタルを注入し施工面を調整します。

製品の敷設

ドレーンクリエイターを設置します。重機は不要です。

排水管接続

雨水が用水路に排水されるようにドレーンクリエイターと塩ビ管をつなぎます。

施工完了

アスファルト材を舗装して施工終了です。

雨水の排水問題を解消

今回の工事は1日半で完了し、交通規制も最小で抑えられました。

施工後は雨水が排水溝に流れ、民家に流れ込むことがなくなり水害のリスクを減らすことが出来ました。

ご注意：ドレーンクリエイターは現場の使用状況によっては横断仕様でもご使用いただけない場合があります。一度ご相談ください。