三重県松阪市の工場内において、ハードノンスリップタイプのハイテンレボ細目グレーチングが納入されました。

離型剤を扱うプラント工場に最適なギザギザグレーチング

今回レボ細目グレーチングを採用いただいたのは、自動車用のゴム製品を製造する工場でした。

「ゴム製品を型からスムーズに取り出すために使用する離型剤が原因で床が滑りやすい」というお悩みをお持ちで、通常の排水蓋よりも滑りにくいものをお探しでした。

一般的に工場内の排水溝にはノンスリップ模様のステンレスグレーチングや縞鋼板を床材として取り入れることがありますが、水や油、薬品などを取り扱う場合には滑りやすく危険なケースがあります。

セレーテッドグレーチング（滑り止め強化）

そこで、滑りやすい床に最適なハイテンレボ細目グレーチング（ハードノンスリップタイプ）が施工されました。

「ハイテンレボ細目グレーチング」とは、普通目（あら目・並目）グレーチングの主部材と主部材の間に補助部材を入れて製造する細目グレーチングです。

補助部材は、形状や本数をカスタマイズでき、滑り止めを強化したタイプや主部材の隙間を小さくすることに特化したタイプなど、お客様のニーズに合わせた機能を持たせることができる細目グレーチングです。

ハイテンレボ細目グレーチング　一例

鋸歯状のギザギザで滑りにくい足元へ

今回使用したのは、「セレーテッド」と呼ばれる鋸歯状の補助部材を使用し滑り止めを強化したレボ細目グレーチングです。大きな凹凸がグリップ効果を発揮して滑りにくく、転倒防止に役立ち工場内の安全環境づくりに貢献できました。写真では補助部材が鋭利に見えますが、表面からの飛び出しも調整しており、転倒時の安全設計も考慮されています。

実際に体感された工場スタッフの感想

工場スタッフからは「これなら安心！」と喜んで頂き、数枚の試験使用後に80枚以上の追加注文を頂きました。

滑り止め効果の高いグレーチングは、プラントや船などの特に滑りやすい環境で作業をする現場にも最適です。また、弊社のグレーチングは強度の高いハイテン鋼を使ったグレーチングを使用していることから、軽量性にも優れております。