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2022.03.18 おすすめ情報
グレーチング盗難対策|簡単な固定方法や防犯機能付きの蓋
もくじ
大事故を引き起こすグレーチングの盗難被害
近年、金属価格の高騰などを背景に転売目的とみられるグレーチング(鉄製の格子蓋)の盗難が全国で後を絶ちません。
特に固定機能がないグレーチングは短時間で外してしまうことができるため狙われやすい傾向にあるようです。
盗難被害に遭うと道路に大きな穴が開いた状態になり大変危険で大事故を引き起こす可能性があります。
パトロールによる監視
道路を管理する自治体や警察がパトロールを強化して対策しているようですがすべての蓋を守るのは厳しい状況です。
そこで、さまざまなグレーチングの盗難対策をご紹介します。
早く簡単に対策する方法
かさあげグレーチング用盗難防止金具「スチールブロッカー」
JIS道路側溝(落ちふた式U形側溝)や自由勾配側溝、都道府県側溝などのかさあげタイプのグレーチングなら後付けで簡易固定ができる「スチールブロッカー」がおすすめです。
かさあげグレーチングのパイプ部に金具を差し込むだけで設置できるため手間なく短時間で簡単に取り付けられます。
かさあげグレーチングのほとんどのタイプに対応可能です。
製品について詳しくはこちらです。
U字溝用グレーチングには「連結クリップ」
U字溝用のツバ付グレーチングには、グレーチング同士を連結させて、少しでも持ち去りにくくする「連結クリップ」がおすすめです。
隣り合うグレーチングのツイストバー(ネジレ六角棒)にクリップの溝をひっかけ、叩き込んで取り付けます。側溝に固定することはできませんが蓋同士を連結させることで簡単に持ち運びにくくなり盗難抑制につながります。
主部材の厚み3ミリ、5ミリ用がございます。
グレーチングの形状によっては取付できない場合もございます
製品についてはこちらをご覧ください
側溝の傷みも同時に修繕する方法
既存躯体を活かして再生する「リフタス」
「蓋のがたつきがひどい」「グレーチングが破損している」「縦断用に設置した蓋なのに横断使用されるようになってしまった」
建設後何十年も経過し、このような場所も少なくないことと思います。そこで、盗難対策と同時に側溝の傷みや機能不足などの維持修繕ができる工法「リフタス」をおすすめします。
リフタスはコンクリートの躯体を壊さずに入れ子式に新しい蓋と受枠を構築する改修工法です。改修と同時にボルト固定式や開閉式に再生することができます。
製品について詳しくはこちらです
防犯機能つきの蓋に取り換える方法
従来品と同価格で防犯・防災機能が標準の「バキュームグレーチング」
すでに被害に遭ってしまった場合など、新しく入れる蓋を検討中なら「バキュームグレーチング」がおすすめです。
バキュームグレーチングはロック機能が標準装備で、V型加工のバキューム構造により小さくても排水能力が高いグレーチングです。
小さいから盗んでもお金にならない!?
転売目的の場合、時間をかけずに持ち去れてお金になるものが狙われやすいのですが、このグレーチングはロック機能がついているため外すのに時間がかかり、小さくて軽量なため転売してもあまりお金になりません。そのため狙われにくいという効果もあります。
製品について詳しくはこちらです
自由勾配側溝には蓋交換だけでボルト固定式にできる「ハードロックシステムグレーチング」
自由勾配側溝(可変側溝)の防犯には、蓋交換だけで簡単にボルト固定式に替えられる「ハードロックシステムグレーチング」がおすすめです。
既設の蓋を外し側溝の暗渠部を利用してストッパーで外れないようにする構造をしており、受枠の打設工事なしで簡易的にボルト固定化できます。
暗渠型側溝でコンクリート蓋の破損や騒音対策、路面排水向上を目的にグレーチングへの変更をお考えの場合は、ぜひご検討ください。消音側溝や県型側溝などにもご対応できます。
製品について詳しくはこちらです。
側溝蓋を撤去し暗渠化する方法
暗渠側溝にリニューアルできる埋設蓋「カルバートクリエイター」
上蓋式の側溝を暗渠側溝に変えてしまいたい場合はグレーチング形状の埋設蓋「カルバートクリエイター」がおすすめです。
既設蓋をカルバートクリエイターに交換し、蓋の上から舗装材を転圧するだけであっという間に改修できる工法です。即時交通開放できるため交通規制の影響も最小限で工事できます。スリット付タイプや排水性舗装タイプなどもあり現場に合わせたリニューアルが可能です。
これなら盗られる心配もいりません。
製品について詳しくはこちらです。
以上、さまざまな盗難対策方法をご紹介いたしました。
気になった製品がございましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ。