おすすめ情報
- グレーチングの宝機材/HOME
- 新着情報
2018.01.30 おすすめ情報
塗装ブース向けグレーチング蓋!塗膜が詰まりにくい床材
塗装ブースやクリーンルームなど、循環設備の床材としてよく使用されるスチールグレーチング。今回は、「軽量性」、「機能性」、「メンテナンス性」、「経済性」に優れたグレーチングをご紹介します。
塗装ブースの床材
自動車や建築部材などの製造過程に塗装工程があります。
その塗装作業を行うブース内の仕組みとして一般的なのが、足もとのグレーチング(格子状の床)から吸気して塗料を循環水に落とし、フィルターなどろ過装置を通して廃棄する方法です。
重いグレーチングはメンテナンス時の負担が大きい
効率よく塗料を下に落とすために主部材のピッチを広くしたり、表面積をできるだけ少なくした鋼製グレーチングが最適です。
しかし、塗装する物が大型の場合やリフトで運搬する時など、さまざまな現場の荷重条件を考慮すると、グレーチングのサイズも大きくなり、なかなか軽量化が図れないのが現実です。
その結果、どうしても自重が重くなり掃除や定期点検などのメンテナンス時に作業者の負担となることがあります。
従来品より軽いハイテングレーチング(重量面)
そこで、従来スチールグレーチングより耐荷重に優れたハイテングレーチングが活躍します。
ハイテングレーチングは、強度のある鋼材を使用しているため、同一荷重条件でも主部材(メインバー)が従来品よりスリムにできます。
2つを並べて上から見るとその差は歴然です。
開口率のアップ(機能面)
ハイテングレーチングは主部材がスリムなため、床の開口率がアップします。隙間が広くなったことで塗料が付着する面積が減り、循環水へ落とし込めるようになります。結果として、フロアの清掃メンテナンス回数も減少するでしょう。
掃除や定期点検時の負担軽減(メンテナンス面)
グレーチングの軽量化により、メンテナンス時の作業者の負担も軽減します。昨今の人手不足や作業者の高齢化も進んできています。そういった現状に少しでも役立つことでしょう。
塗装ブースは塗装工程の中でも多くのエネルギーを消費するため、省エネ改善や効率的な稼働を考慮するとハイテングレーチングが果たす役割は大きくなります。
従来品より安いからコストの心配も不要(コストダウン面)
ハイテングレーチングは、従来品より平均2%以上安い価格設定です。固定費の削減に貢献できるでしょう。
施工例
とある建設機械製造工場の塗装フロアの床材として、ハイテングレーチングが設置されました。
今回の施工現場は建設機械・設備の製造をされており、製品が大型かつリフトでの運搬もされていました。各々の条件を設計で考慮したところ、グレーチング蓋のサイズが幅700ミリ、長さ995ミリ、厚み75ミリと大型でしたが、重量は従来のグレーチングで同条件で設計した場合と比較して約20%ダウンし、1枚34.0kgに抑えることができました。
さらに、開口率も4%アップしました。
従来品との比較
種類 | 従来品の場合 | ハイテンの場合 |
---|---|---|
グレーチングサイズ | 700×995×75mm | 700×995×75mm |
主部材サイズ | GIB7×4×75mm | HGIB5×3×75mm |
主部材ピッチ | 60mmピッチ | 60mmピッチ |
重量 | 42kg | 34kg |
開口率 | 74% | 78% |
※従来品は比較のための参考計算です。
また、塗料が付着する表面積をより小さくするため、主部材のスリム化だけでなく、蓋自体の厚みを薄くできる場合が数多くあります。
ハイテングレーチングは柔軟な設計が可能で重量軽減と機能性が期待できます。
活用例
クリーンルームや乾燥ブースなどの床材としてもご活用ください。
受賞・認定(ハイテングレーチング)
- 国土交通省新技術情報提供システムNETIS V評価 登録番号CB-090008-VE
- 公共建築協会 評価書取得
- 第2回素形材連携経営賞 素形材センター会長賞 受賞
- 岐阜県産業経済振興センター事業可能性評価 最高Aランク取得
- 全国で官民共に販売実績多数
お問い合わせ
ハイテングレーチングは塗装ブース、乾燥ブース、クリーンルームなど各種建築設計に柔軟に対応できます。塗装ルーム新設や床修理の際には、ぜひハイテングレーチングをご検討ください。
ハイテングレーチングの詳細はこちら
お見積り・お問い合わせフォームはこちら
※2020年3月31日をもちまして、LSハイテングレーチング(CB-090008-VE)はNETIS掲載期間が終了いたしました。