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2022.01.27 おすすめ情報
リーチスタッカー対応グレーチング蓋で港湾の横断側溝を設計!T-25超はハイテン鋼で
リーチスタッカーのようにT-25を超える車両のグレーチング設計にお困りですか?
一般のグレーチングは、T-25荷重を最大として設計されています。その規格外性ゆえに、メーカーに問い合わせても設計に関する積極的な回答が得られない場合はないでしょうか?
また、得られた回答は必要以上に重量化していないでしょうか?
リーチスタッカーのような特殊車両
そこで、高張力鋼を使った弊社のグレーチングであれば、従来鋼より軽量な構造設計が可能です。
リーチスタッカーの重量
リーチスタッカーにも様々な種類がありますが、車両の自重が70tで、コンテナを運ぶ際の全重量が120t前後というのがよくあるタイプかと想定されます。
一般の道路を通行する車両の最大重量は25tとして計算される(T-25設計)のため120t(T-120)といえば約5倍重たい車両と言えます。
グレーチング強度計算時の従来鋼のデメリット
ケース1:総重量が重くなる
リーチスタッカーのような重車両に対応するグレーチングを従来鋼で設計すれば、重量が重くなりやすく鉄資源を必要以上に使用してしまう。
ケース2:既設側溝に対応しにくい
既設側溝の修繕であれば、すでにコンクリート製品の溝幅が決まっていたり、蓋を掛ける部分の高さが決まっているため対応不可であったり、側溝の入れ替え工事が必要となる。
港湾用グレーチング設計時の3つのポイント
対策1:安全設計
降伏点、引張強度が高い主部材を使用した基本設計で荷重に対する安全性を高めています。
対策2:車両進行方向が不明な場合はシマグレとの使い合わせがおすすめ
リーチスタッカーの車両進行方向が不明であったり、蓋の上でハンドルを切る等イレギュラーな荷重がかかると破損しやすいため蓋に縞鋼板でカバーをしたシマグレとの併用がおすすめです。
イレギュラーな動きが多い箇所ではシマグレで、主部材と平行に通行する場合は通常タイプで。
対策3:高耐食のメッキ仕様
港湾付近のため塩害対策として、通常の溶融亜鉛めっきより耐食性のあるアルミ合金めっきがおすすめです。
価格が経済的
弊社の高張力鋼製グレーチング(SS540)は従来鋼製グレーチング(SS400)より価格が平均2%安く設定されています。
カーボンニュートラルへの環境配慮
現在では、持続可能な成長目標であるSDGsを意識した環境配慮型の製品が求められる時代となりました。
高張力鋼で設計したグレーチングは従来鋼製よりも軽量化されるため、製造時や輸送時の環境負荷低減に貢献できます。
港湾の防災・減災
今後、港湾施設・海岸保全施設の老朽化対策は欠かせません。国土強靱化を推進する港湾の整備は、港の競争力を強化し、国の国際コンテナ戦略や、大規模災害に対する港湾の防災・減災に寄与します。
お問い合わせ
港湾仕様のリーチスタッカー対応型グレーチングをお探しの場合は当社までお問い合わせください。
お見積りのご依頼はこちらの「港湾関係重機⽤グレーチング設計条件確認書」をご利用ください。
・港湾関係重機⽤グレーチング設計条件確認書(PDFファイル)
・港湾関係重機⽤グレーチング設計条件確認書(Microsoft Word用ファイル)