課題解決実例集
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リフタス 騒音
騒音がするグレーチングを4時間でボルト固定化した事例
- 騒音対策
- 跳ね上がり対策
- 工期短縮
- 現場名
- 岐阜県土岐市
- 日付
- 2022.03.03
岐阜県土岐市の県道交差点でリフタスを使用した改修工事が行われました。
かさ上げグレーチングの騒音
工事が行われた現場は県道と市道の交差点です。現場打ち側溝に取り付けられたかさ上げグレーチングががたつき、車両通行時に騒音が発生していました。
延長4.2m(グレーチング長さ60cm×7枚)のうち、車両が頻繁に横断する中央部分のがたつきが特にひどく、路面との段差も生じていました。
側溝を一部分だけボルト固定化する工法
そこで、交差点の改修工事に最適な、現場解放までが早いリフタスが施工されました。
リフタスはコンクリートの躯体に手を加えずに改修する工法のため現場解放までわずか数時間程度で工事でき、側溝延長上の必要な部分のみ直すことができるため今回のような現場の修繕に最適です。
ボルト固定化工事の施工手順
リフタスでの改修手順は簡単に以下の通りです。
(1)既設蓋を外し清掃する
(2)リフタスの受枠を入れる
(3)グラウト材(無収縮モルタル)を流す
グラウト材が硬化したらグレーチングを設置して完了となります。
グラウト材(無収縮モルタル)を流す前に簡易的な木枠を組んで施工することで、側溝の欠損部も同時に再生することができます。
工事手順と実際の様子
既設のかさ上げグレーチングを外し清掃します。
蓋を受ける部分が欠けておりグレーチングのがたつき・騒音の原因になっていたことがわかります。
リフタスの受枠をはめていきます。
路面との天端調整はリフタスに付随する「高さ調整ねじ」を使用します。
リフタスの受枠の下に木の板を当てがって簡単な木枠を作ります。
さらに、グラウト材が漏れないように「リフタスバックアップセメント」を使用して隙間を埋めます。
グラウト材を練って側溝とリフタスの隙間に充填していきます。
硬化を待って木枠を外します。
コンクリートが欠けていた部分にもグラウトが入り、側溝を再生できたことがわかります。
グレーチングを取り付けて施工完了です。
工事の所要時間
工事は開始から約4時間程度で終了。即時現場解放となり交通規制の影響を最小限で抑えることができました。