課題解決実例集
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ゴリハルコン 錆び・腐食・破損
保護プレートで角欠け対策した側溝入れ替え工事の事例
- 長寿命
- 経済的
- 工期短縮
- 現場名
- 長野県佐久市
- 日付
- 2022.05.21
鋼板保護工法「ゴリハルコン」の施工例をご紹介します。
側溝入れ替え時の角欠け対策
長野県佐久市内の市道において側溝の入れ替え工事が決まりプレキャスト側溝が用意され、間もなく工事開始となったタイミングで急遽側溝の角欠け防止が検討されました。
狭い道路のため車両が往来する度に公道側の側壁をタイヤが頻繁に踏んでしまうことや、民地への乗り入れ横断でアスファルトの沈下が進み段差ができると、コンクリートの角欠けが懸念されます。
鋼板保護工法「ゴリハルコン」
そこで、後付けで対策できる鋼板保護工法「ゴリハルコン」が施工されました。
ゴリハルコンは縦断側溝の立ち上がり部を覆うように取り付け、コンクリートの割れ・欠けを防止するハイテン鋼製の後付け保護プレートです。
従来の鋼材(SS400鋼)より薄くても強いハイテン鋼を使用しており、装着後の段差がほとんどなく、さらには滑り止め模様も付いており歩行者にも安心です。
コンクリートの欠けを防止するプレート
コンクリート打ちの民地側は施工せず、角欠けの可能性が高い公道側のみゴリハルコンを装着することになりました。
側溝入れ替え後、アスファルトを舗装する前にゴリハルコンを装着します。
(既設側溝に装着する場合は、側溝との境目に深さ25mm程度の切り込みを入れ頂くと装着できます。)
鋼板保護工法の施工の仕方
ゴリハルコンは接着性・防水性が高い強力な接着剤を使用します。コンクリート面と一体化を図り保護機能と出来ばえが長く維持します。
本剤と硬化剤を2:1の割合で混ぜ、内側に塗ります。側溝にかぶせるように装着し上から叩き込んで納めます。
保護カバーの装着完了
ぴったりときれいに納まり、側溝に保護カバーの機能を追加できました。
側溝入れ替え・角欠け対策工事完了
最後にアスファルトを舗装して施工完了です。ゴリハルコン装着後も段差はほとんどありません。
ゴリハルコンは急遽角欠け対策が必要になったケースでも後付け対応できる工法です。
車両の乗り入れや横断でコンクリートの破損が心配な場所には、ぜひご検討ください。